【外反母趾】ハイヒールを履かないけど外反母趾になるのですね

外反母趾で来院された女性（58歳/会社員）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）と既往歴

右足親指の外反母趾が徐々に悪化し、歩行時の痛みが増加。日常的な立ち仕事や通勤時に不快感が強まり、来院されました。もともと足の疲労がたまりやすく、膝の痛みや腰痛も慢性的に抱えており、姿勢の歪みも自覚していたとのことです。

来院に至るまでの経緯

痛みが進行するにつれて歩行が辛くなり、外出や趣味の旅行も億劫に感じるようになったため、ネットで改善方法を調べる中で当院の治療方針に共感。来院を決意されました。

健康目標

ご本人さんの『なりたい自分』は以下の通り。

痛みなく外出を楽しみたい。
趣味の旅行や観光地巡りを継続したい。
京都の神社仏閣を巡りたい。
体力と姿勢を維持し、健康な足を取り戻したい。
かたい体を柔らかくしたい。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り。

バイタルサイン　異常なし
圧痛点　右足母趾球、足底筋、腰部に顕著
バランス検査　左右差4.2kg、右足重心
握力　同年代の平均値より　-１２.5㎏
立ち上がりテスト　年齢平均以下　歩行レベル　
ＦPメーター検査　右僧帽筋1.1㎏　少し固め　左僧帽筋1.5㎏　固め
動的検査　立位体前屈　‐18㎝　腰部前後・左右回旋・左右側屈制限　頚部後屈・右回旋・左側屈制限　左肩関節回旋制限、右股関節内外旋制限
整形外科的検査　異常なし
姿勢分析　スコア44点　Ｃランク

以上の検査結果から、姿勢の歪みと筋肉の過緊張が血流や神経の圧迫を引き起こし、痛みを悪化させていると判断しました。

施術内容と経過

姿勢矯正、足底のバランス改善、柔軟性の向上に重点を置いた施術を実施しました。

カイロプラクティックと東洋医学の経絡治療を組み合わせて、姿勢と体の内側にアプローチし、長期的な健康改善を目指しました。

1ヶ月後：歩行時の痛みが軽減し、立ち仕事が楽に感じられるように。
3ヶ月後：外反母趾の角度が小さくなり、足の疲労感が減少。
6ヶ月後：趣味の旅行を再開し、長時間の歩行も問題なく楽しめるまでに改善。
最終結果：姿勢スコアが44点から86点に改善し、日常の歩行や立ち仕事での痛みが軽減されました。本人も日常生活の自由度が増し、健康的な日々を取り戻しました。

※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません

以下ご本人のメッセージ

外反母趾の痛みが徐々にひどくなり、歩くのが苦痛でしたが、先生のおかげで長時間歩いても痛みが出なくなり、また旅行を楽しめるようになりました。

最初は通勤すらつらく、日常的に痛みを気にする日々でしたが、今では立ち仕事も楽にこなせるようになっています。また、姿勢が良くなったおかげで、以前より疲れにくくなったと感じます。治療を受けて、足だけでなく全身のケアが大切だと実感しました。

これからも教えていただいた体操を続け、健康な足と体を維持していきたいと思います。本当にありがとうございました。

院長からのコメント

趣味の旅行を再開し、痛みを気にせず歩けるようになったとのこと、本当に嬉しく思います。痛みが和らぎ、立ち仕事や通勤が楽にこなせるようになったのは、ご本人の努力と継続的なケアの結果です。お伝えした体操やストレッチにもしっかり取り組んでくださったことが、健康維持に大きな力を発揮しているのですね。姿勢が改善されると、全身の負担が減り、より活動的な日々が戻ってきます。

今後も引き続き、健康でアクティブな生活を楽しんでいただけるようサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。