【へバーデン結節】右第２指変形の進行を予防したい

へバーデン結節で来院された女性（53歳/保育士）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）と既往歴

右第2指（人差し指）のヘバーデン結節と肩こり、左肩の五十肩、時々起こる腰痛に悩んでおり、来院されました。右第2指（人差し指）のヘバーデン結節はそれほど痛みはないものの、変形が進んでおり、これ以上変形したくないとのことで今回根本的に治療しようと考えたそうです。

他にも、過去にばね指、ガングリオン、卵巣嚢腫、子宮筋腫などの既往歴あり。ぎっくり腰は何回も経験しています。

来院に至るまでの経緯

1ヶ月くらい前に右手の人差し指が変形してきているのに気が付き、同時に、事務作業が増え姿勢の悪さも自覚しており、左肩の五十肩を発症していたのもあり治療を決意、ネットで検索していて職場の近くにへバーデン結節を治療できる当院を見つけ、エキテンの口コミを読み漁り、ホームページをしっかりと読みこんで来院されました。

健康目標

ご本人さんの『なりたい自分』は以下の通り。

歳をとっても友達と一緒にあちこちトレッキングに行きたい。
4～5㎏のダイエットを成功させたい。
友達とスイスに旅行に行きたい。
かたい体を少しでも柔らかくしたい。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り。

バイタルサイン異常なし
圧痛点52/64ヶ所　重症レベル　
バランス検査　左右差3.0㎏　左足重心
握力　同年代の平均値より　-6.5㎏
立ち上がりテスト　同年代平均レベル　
ＦPメーター検査　右僧帽筋2.2㎏　少し固め　左僧帽筋1.7㎏　固め
動的検査　立位体前屈　‐11㎝　腰部前後・右回旋・右側屈制限　頚部後屈・左右回旋・左側屈制限　左右肩関節回旋制限、左右股関節内外旋制限
整形外科的検査　異常なし
姿勢分析　スコア50点　Ｃランク

検査結果の分析により，姿勢の悪化による筋肉の過緊張と可動域制限によって、血流の悪さとリンパの滞りが起こっていると判断。

施術内容と経過

姿勢矯正と柔軟性アップの施術に重点を置いた。

カイロプラクティックと東洋医学の経絡治療を融合し、体の外側（姿勢、筋肉、骨格）と内側（内臓、経絡、自律神経）の両面にアプローチ、一時的な緩和ではなく、根本的なバランス調整を行うことで、長期間にわたる健康改善を目指した。

左の画像の姿勢は、100点満点中50点Cランクでしたが、ケア計画終了時の右の画像では、姿勢の状態が、92点Aランクに改善。

結果、朝のこわばりが改善し、人差し指の腫れも軽減。肩こり、五十肩も改善した。

※当院では診断や医療行為は行っておりません
※個人差があり効果を保証するものではありません

以下ご本人のメッセージ

朝の指のこわばりがなくなり、肩こり・五十肩も軽減しました。立位体前屈が最初‐11㎝で手が床につかなかったのが、指先が床に着くようになったのにはびっくりしました。

来てみるまでは不安でしたが、ネットでの評判も良かったので来てみて良かったです。

へバーデン結節の治療というよりは、全身の血の巡り、酸素の流れを良くすることが大切だということで、色々な体操や運動を教えていただきました。毎日しっかりとというわけにはいきませんが、できるだけ一生懸命取り組むことで身体の動きや痛みもマシになってきたと思います。

今後ともよろしくお願いします。

院長からのコメント

朝の指のこわばりが改善し、肩こりや五十肩も軽減されたとのこと、私も本当に嬉しく思っております。最初は不安もあったとのことですが、ネットでの評判を信じてご来院いただき、ご期待にお応えできたことに感謝いたします。また、立位体前屈の変化に驚かれたとのこと、日々の体操や運動にしっかり取り組んでくださった成果が現れているのですね。

今後とも健康維持を全力でサポートさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。