
院長:村上お気軽にご相談ください!

院長:村上お気軽にご相談ください!
赤ちゃんの斜頭や絶壁、短頭が気になり、ヘルメット治療を検討されるご両親は少なくありません。
ヘルメット治療は、赤ちゃんの頭の成長を利用しながら、頭の左右差や後頭部の平らさを整えていく治療法です。中等度から重度の頭の変形がある場合などには、頭の形を改善するための有力な選択肢になります。
当院にも、ヘルメット治療を受けながら赤ちゃん整体に通われているお子さんがいらっしゃいます。
なぜなら、ヘルメット治療と赤ちゃん整体では、見ている部分と役割が異なるからです。


ヘルメット治療が得意としているのは、主に頭の形を外側から整えることです。
専用のヘルメットを装着し、出っ張っている部分には適度な保持を加え、平らな部分には成長できる空間を作ります。頭を力で押して変形させるのではなく、赤ちゃん自身の成長を利用して、少しずつ形を整えていく方法です。
つまり、ヘルメット治療は「頭の形を整える役割」を担っています。


一方で、ヘルメットは頭に装着する装具であるため、赤ちゃんの身体の使い方を直接整えるものではありません。
たとえば、次のような状態です。
ヘルメットを装着して頭の形が整ってきても、向き癖や身体の左右差が自然に解消されるとは限りません。
頭の形を作るきっかけになった姿勢や身体の使い方が残っている場合には、ヘルメットとは別に、首の動きや身体全体の状態を確認することが大切です。


向き癖がある赤ちゃんは、いつも同じ方向を見たり、片側の手足を多く使ったりすることがあります。
同じ姿勢や動きが繰り返されると、次のような流れが生まれる場合があります。
同じ方向を向く
↓
首や身体の使い方に左右差が生じる
↓
左右均等に体重を移しにくくなる
↓
寝返りやズリバイ、ハイハイなどの動きに偏りが出る
もちろん、向き癖がある赤ちゃんすべてに発達の遅れが起こるわけではありません。
ただし、頭の形の左右差があるお子さんでは、運動発達を含む発達上の課題が一緒に見られることがあるため、頭の形だけでなく、発達の経過も丁寧に見守ることが大切だと考えられています。


当院では、赤ちゃんの頭の形だけを見ているわけではありません。
一番大切にしているのは、赤ちゃんが本来持っている成長する力を発揮し、将来に向けてスムーズに発達できる身体の土台を育てることです。
そのため、頭の形とあわせて次のような点を確認します。
そして、お子さんの状態に合わせて、ご家庭でできる抱っこ、寝かせ方、遊び方、うつ伏せ遊びなどをご提案します。


ヘルメット治療と赤ちゃん整体は、どちらか一方を選ぶものではありません。
ヘルメット治療は、頭の形を外側から整えるサポート。
赤ちゃん整体は、身体の使い方や発達の土台を整えるサポート。
このように役割が異なるため、ヘルメット治療を受けながら、向き癖や身体の左右差、発達の進み方を一緒に確認するという考え方があります。
頭の形だけを整えるのではなく、
まで総合的に支えていくことが、赤ちゃんのこれからの成長につながります。


頭の形が気になったとき、「このまま様子を見てよいのだろうか」「ヘルメットを始めればすべて解決するのだろうか」と、不安になることもあると思います。
大切なのは、ヘルメット治療を否定することでも、赤ちゃん整体だけを選ぶことでもありません。
頭の形と身体の状態を分けて考え、それぞれに必要なサポートを選ぶことです。
ヘルメット治療を受けている場合も、治療を担当する医療機関の指示に従いながら、向き癖や首の動き、身体の左右差、発達の進み方にも目を向けてあげてください。
ご両親が毎日赤ちゃんのことを考え、一生懸命に選択されていることは、きっと赤ちゃんにも伝わっています。
頭の形、向き癖、寝返り、ズリバイ、ハイハイなどで気になることがあれば、一人で抱え込まずにご相談ください。
京都アークウェル整体院では、必要に応じて小児科やヘルメット治療を担当する医療機関とも連携しながら、お子さん一人ひとりの身体と発達に合わせたサポートをご提案しています。
頭の形も、身体の使い方も、発達の土台も。
赤ちゃんの健やかな未来のために、今できることを一緒に考えていきましょう。
※頭の形の変化には、位置的頭蓋変形のほか、頭蓋骨縫合早期癒合症など医療機関での診断が必要な状態もあります。頭の形が強く変形している、頭囲の増え方が気になる、首がほとんど動かない、発達について心配がある場合は、まず小児科や専門医へご相談ください。