
院長:村上お気軽にご相談ください!

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赤ちゃんの頭の形が左右非対称になっている、いつも同じ方向を向いて寝ている、後頭部が平らになっている……。
今回は、生後5か月で来院された女の子の、頭の形(斜頭症)と向き癖の変化をご紹介します。
初診時には、頭のゆがみ度が13%で重度と判定されていましたが、約7か月半後には7%となり、中等度の判定に変化しました。
また、短頭度(絶壁度)も94%から89%へと変化し、保護者の方からは「向きぐせがなくなり反対向きも上手になった」という感想をいただきました。
生後5か月の女の子。ご両親が気にされていたのは、頭の形の左右差と左向きの向き癖、反り返りでした。
初診時の問診票には、次のようなお悩みが記入されていました。
頭の形の左右差や向き癖については、生後間もない頃から気になっていたそうです。
ヘルメット治療は考えておらず、病院での診断は受けていないとのことでした。
出生時の状況については、以下のように確認しました。
出生時の状況は、赤ちゃんの身体の状態を把握するための参考情報として確認しています。
2026年3月2日の初診時に、頭の形を測定しました。
測定結果は次のとおりです。
頭を上から見ると、後頭部の左右差があり、頭の輪郭に非対称性が確認されました。
また、後頭部の丸みにも偏りがあり、短頭傾向も認められました。


頭の形だけでなく、首や身体の動き、向き癖、反り返りなども確認し、身体全体の状態を踏まえてケアを進めることにしました。
当院では、赤ちゃんの頭の形だけでなく、首や体幹の動き、身体の左右差、発達の様子なども確認しながら、月齢や身体の状態に合わせたやさしい整体を行っています。
今回も、頭の形の左右差に加えて、左向きの向き癖や反り返りなどに注目しながら、継続的に身体の状態を確認しました。
また、ご家庭での抱っこや身体の使い方、日常生活で気をつけたいことについても、必要に応じてお伝えしました。
初診から約7か月半が経過した2026年10月17日、頭の形を再測定しました。
その結果、ゆがみ度は13%から7%に、短頭度は94%から89%に変化していました。


初診時と比較すると、頭の左右差が小さくなり、後頭部の輪郭にも変化が見られました。


| 測定項目 | 初診時 | 約7か月半後 |
|---|---|---|
| 測定日 | 2026年3月2日 | 2026年10月17日 |
| ゆがみ度 | 13% | 7% |
| ゆがみの判定 | 重度 | 中等度 |
| 短頭度(絶壁度) | 94% | 89% |
| 短頭度の判定 | 中等度 | 軽度 |
ゆがみ度は6ポイント、短頭度は5ポイント低下しました。
測定機器による判定も、ゆがみ度は重度から中等度へ、短頭度は中等度から軽度へと変化しています。
※数値と重症度の分類は使用した測定システムによるものです。成長に伴う自然な変化なども考えられるため、数値の変化がすべて整体によるものとは断定できません。
2026年10月17日のカウンセリングでは、初診時と比較して成長したと感じることについて、次の項目にチェックをいただきました。
また、頭の形や向き癖については「まあまあ良くなっている」と回答されています。
特に成長を感じたこととして、次のように記入してくださいました。
「向きぐせがなくなり反対向きも上手になった」
初診時には左向きの癖が気になっていましたが、現在は反対方向も向けるようになったことを、ご家族が実感されている様子がうかがえます。
頭の形の変化だけでなく、首や身体の動かし方にも変化があったことは、今回の経過で大切なポイントです。
カウンセリングでは、現在気になっていることとして「便通」と「運動発達」が挙げられていました。
また、これからのお子さんの成長で楽しみにしていることについては、次のように記入されています。
「歩いたり走って一緒にあそぶこと」
今回、頭の形や向き癖のケアについては一旦区切りとし、ご家族は今後の成長を見守っていくことを選択されました。
赤ちゃんの身体は、月齢とともにさまざまな動きができるようになります。
今後も、首の動きや寝返り、おすわり、ハイハイ、歩行など、成長に合わせて身体の使い方を見守っていくことが大切です。
なお、便通や運動発達について気になることが続く場合は、小児科などの医療機関で相談することもおすすめします。
今回の症例では、生後5か月から約7か月半の経過の中で、頭の形の測定数値に変化が確認されました。
初診時にはゆがみ度13%で重度と判定されていましたが、再測定では7%となり、中等度の判定に変化しています。
短頭度についても94%から89%へと変化し、後頭部の形にも違いが見られました。
また、ご家族から「向きぐせがなくなり反対向きも上手になった」という感想をいただけたことも印象的でした。
私が赤ちゃんの整体で大切にしているのは、頭の形だけに注目するのではなく、身体全体の動きや発達の様子にも目を向けることです。
赤ちゃんは日々成長しています。首を動かす、手足を使う、寝返りをする、座る、立つ、歩くといった成長の過程を、ご家族と一緒に見守っていきたいと考えています。
ただし、今回の頭の形の変化については、成長による自然な変化などの影響も考えられます。整体によって斜頭症が改善したと医学的に証明できるものではありません。
これからも、お子さん一人ひとりの状態を丁寧に確認し、ご家族が安心して成長を見守れるようサポートしていきたいと思います。
赤ちゃんの後頭部が平らになっている、頭の左右差が気になる、いつも同じ方向を向いて寝ている。
そのようなお悩みをお持ちのご家族も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの頭の形には、子宮内での姿勢、出生時の状況、出生後の向き癖、成長など、さまざまな要因が関係すると考えられています。
頭の形の左右差が気になる場合や、首の動きに左右差がある場合には、小児科や頭の形を専門とする医療機関で評価を受けることが大切です。状態によっては理学療法やヘルメット治療などが検討されます。
京都アークウェル整体院 大宮本院では、医療機関での診断や治療を尊重しながら、赤ちゃんの身体の動きや姿勢、日常生活での身体の使い方についてサポートしています。
赤ちゃんの頭の形や向き癖について詳しく知りたい方は、こちらのページもご覧ください。
※本記事は一人のお子さんの経過を紹介した症例報告です。測定数値の変化と整体との因果関係は確立されておらず、同様の結果を保証するものではありません。