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へバーデン結節の痛み緩和の鍵は“温め”と“巡り”にあった!

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「朝起きたら指の第一関節がジンジン痛む」「病院では“加齢”と言われただけで、湿布をもらって終わった…」
そんな声をよく聞きます。それが、へバーデン結節。特に40~50代以降の女性に多く見られる、指先の変形性関節症です。

当院・京都アークウェル整体院には、そんな症状でお悩みの方が全国から訪れています。その中でも、患者さまにお伝えしているセルフケアの一つが「お風呂(入浴)」。今回は、なぜ入浴がへバーデン結節に有効なのか、東洋医学の観点と当院の治療方針とともにお伝えします。

目次

へバーデン結節とお風呂(入浴)の関係とは?

へバーデン結節は、冷えや血行不良、自律神経の乱れが関与していると東洋医学では考えられています。そのため、体を芯から温め、血の巡りを良くする「お風呂(入浴)」は、単なるリラックスタイムではなく、“治療の一部”としてとても有効です。ただし、入り方や温度、タイミングを間違えると逆効果にもなるため、正しい知識が必要です。以下で詳しく解説していきます。

東洋医学から見る「冷え」と関節の関係

東洋医学では、「冷え」はすべての不調の根源とされます。特に指先は「経絡(けいらく)」の末端であり、体の中で最も冷えやすい場所。そのため、指先のトラブル=体全体の“巡りの乱れ”と捉えます。

「冷え」が長引くことで、「気(き)」や「血(けつ)」の流れが滞り、関節部に老廃物が溜まりやすくなり、それが痛みや変形へと繋がるのです

冷え」についてはこちらの記事が参考になります。

お風呂で巡りを整えることが痛み緩和に

お風呂にゆっくり浸かることで、自律神経が整い、「気・血・水」のバランスが回復。とくに40~42度程度の熱めのお湯に額に汗がうっすら出るくらい15分ほど入ることで、副交感神経が優位になり、筋肉の緊張もほぐれていきます。この状態が、関節周囲の組織の再生・修復にはとても大切なのです。

へバーデン結節にお風呂(入浴)がオススメな理由

お風呂はただのリラクゼーションではなく、東洋医学的に見ても、体の根本を整えるセルフケア法のひとつ。へバーデン結節の原因のひとつとされる「腎(じん)」の弱りや、「血流の滞り」を改善するうえでとても効果的です。では、なぜここまでお風呂が良いとされるのか、さらに深掘りしてみましょう。

「腎」の力を高める温熱療法

東洋医学では、加齢とともに弱ってくる「腎(じん)」が骨や関節の健康を司るとされます。腎のエネルギーが弱ることで関節がもろくなり、へバーデン結節のような症状が出やすくなります。お風呂で体を温めることは、この「腎」の力を補う手助けとなるのです

「浮腫(むくみ)」を取り去ることで痛みを軽減

お風呂には、水の代謝を良くする作用もあります。これは「水毒(すいどく)」と呼ばれる体の余分な水分が関節にたまり、痛みや腫れを引き起こしている場合にとても有効です。しっかり温まることで利尿が促進され、体内の不要な水分が排出されます

お風呂(入浴)でへバーデン結節を悪化させないための注意点

「お風呂がいいって聞いて毎日長風呂しています」

実は、これが症状を悪化させているケースもあります。正しい方法で入浴しないと、逆に体力を奪ったり、のぼせや冷え返しを起こしたりと逆効果に。ここでは、へバーデン結節をお持ちの方に向けた「お風呂で気をつけたいポイント」をお伝えします。

高温長時間の入浴はNG

熱いお湯に長く浸かると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなります。これは東洋医学的には「陽(よう)」が過剰になりすぎて「陰(いん)」が消耗される状態。結果として体のバランスが崩れ、関節への負担が増えてしまいます。

就寝直前の入浴は避ける

入浴直後は体が火照って寝つきが悪くなる人も。理想的には、寝る1~2時間前までに入浴を済ませること。そうすることで深部体温がゆっくり下がり、睡眠の質が高まり、体の修復モードにも入りやすくなります。

京都アークウェル整体院が考える「へバーデン結節とお風呂」の融合アプローチ

当院では、カイロプラクティック(西洋医学)と経絡治療(東洋医学)を融合させたアプローチでへバーデン結節に対応しています。そこに“お風呂”というセルフケアを組み合わせることで、施術の効果を最大限に引き出すことができると考えています。体の外側(姿勢や骨格)と内側(自律神経や経絡)の両面からアプローチすることで、再発しにくく、心まで明るくなるような体づくりをサポートします。

内側と外側からのWアプローチで根本改善へ

整体で骨格や関節のズレを調整し、経絡治療で内臓や自律神経のバランスを整えます。さらに、お風呂によってご自宅でも巡りを促すことで、通院日以外でも「治す力」を発揮しやすい状態が維持されるのです。

オーダーメイドの施術とセルフケア指導

患者様一人ひとりに合わせた施術プランに加え、季節や体質に合わせた入浴法や食養生のアドバイスも実施。特に、「冷えやすいタイプ」「水分代謝が悪いタイプ」など、体質に合わせたお風呂の入り方を細かくお伝えしています。

まとめ:へバーデン結節には“入浴+整体”のダブルケアが効く!

へバーデン結節の改善には、ただ指を見ているだけでは足りません。

体全体の巡り、冷え、生活習慣――それらが複雑に絡み合って、指先に“痛み”という形で現れているのです。だからこそ、お風呂で体を温め、整体でゆがみを整え、経絡治療で内側の流れを整える。

この三位一体のアプローチが、再発しにくく、痛みから解放された毎日へと導いてくれます。

「年齢のせいだから仕方ない」
そんなふうに諦めないでください。

痛みを抱えたままの毎日ではなく、笑顔で家事や趣味を楽しめる毎日へ。
私たちはその一歩を全力でサポートいたします。

へバーデン結節専門治療院

院長:村上

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
京都府京都市中京区壬生坊城町33-4 アートセレナ坊城1F
電話番号
075-811-9808
定休日
日曜・火曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

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