ブシャール結節

ブシャール結節とは

ブシャール結節とは、指の第二関節（中間関節）が腫れて硬くなる症状で、指に小さなこぶのような腫れや変形が見られるのが特徴です。加齢や手指の酷使による軟骨のすり減り、関節の変形が原因とされ、指を曲げ伸ばしするたびに痛みを感じる場合も多いです。この症状は一度発症すると進行しやすく、変形が進むと関節の動きが制限され、日常生活での細かい動作が難しくなります。痛みやこわばりを伴うため、特に朝の時間帯に指が動かしづらくなるのが特徴です。ブシャール結節は根本的な治療が難しいものの、対策や治療法を取り入れることで痛みの軽減や進行の抑制が期待できます。

日本での詳細な患者数データは限られていますが、関節炎や変形性関節症の一種として分類されるため、中高年の女性に多く見られる症状です。特に関節炎の一種として50代以上で発症率が高まる傾向があり、厚生労働省の調査によると、関節痛を訴える高齢者は年々増加しており、その一部がブシャール結節と関連していると考えられます。

ブシャール結節を放置すると、指の変形が進行して腫れやこぶが大きくなり、関節の動きがさらに制限されます。これにより、ペンを持つ、食器を持ち上げるなど日常生活の動作が困難になり、痛みやしびれが増していく可能性もあります。最悪の場合、指の動きがほとんど制限され、細かい動きが難しくなるため、生活の質が低下することが懸念されます。早期の対処で進行を遅らせることが大切です。

ブシャール結節の一般的によく言われる原因

現代医学ではブシャール結節の原因は不明とされています。しかし、病院に行くと一般的には主な原因は以下のように説明されています。

加齢

年齢とともに関節軟骨が摩耗し、骨同士が直接擦れ合うようになり、関節に炎症を起こします。

全ての人は歳は取りますが、しかし、皆がなるわけではありません。当院に来られた方で最年少は32歳です。

使いすぎ

長年の仕事や趣味で指を多用することで、関節への負担が蓄積し、変形が起こることがあります。

みんな指は使いますが、皆がなるわけではありません。特によく指を使う仕事の方（ピアニストやギタリストなど）も皆なるわけではないです。

女性ホルモンの減少

女性ホルモンの影響により、更年期の女性に多く見られる傾向があります。

しかし、ブシャール結節は男性にも発症することがあるため、女性ホルモンだけが原因とするのは正確ではありません。男性は受診されないだけで、女性の受診割合が高いため女性特有の症状のように扱われているだけです。

ブシャール結節の本当の原因

東洋医学では、ブシャール結節の主な原因は以下のように考えらえています。

血流の悪さ

血液は酸素と栄養分を末梢まで送り届けて新陳代謝を図っていますが、血流が悪いと指先まで酸素と栄養分が行き渡らず、新陳代謝が図れないため、指先の関節に炎症が起きます。

リンパの滞り

指先を使うと老廃物が溜まりますが、リンパはその老廃物を回収する役目をしています。リンパが滞ると老廃物を回収できないため、それが蓄積すると指先の関節に炎症が起きます。

酸素不足（酸欠）

姿勢が悪く呼吸が浅い場合や、鼻炎や花粉症で呼吸がしにくい場合、またここ数年のマスク生活によってまともに呼吸ができていないことが多く、そもそも末梢に送り届ける酸素が身体に足りないのです。

このようにブシャール結節は生活習慣の影響を大きく受けており、ブシャール結節と一口に言っても、一人ひとりその原因は大きく異なります。

さらに、その原因が複雑に絡み合っているため、ブシャール結節を改善するためには原因究明のための徹底的な検査が必要です。

病院とはここが違います

ブシャール結節の場合、病院では次の治療法が一般的です。

薬物療法

痛みや炎症を抑えるために、内服薬や外用薬が処方されます。最近では動脈注射という方法もあります。

薬物療法は長期使用による胃腸障害や腎機能障害、肝機能低下のリスクがあります。また、動注は長期的な効果が不明である上に副作用や合併症のリスクもあります。

装具療法

指に負担をかけないようにサポーターや装具を使い、関節を保護します。

しかし、長時間の装着により関節の動きが制限され、指の筋力が低下する可能性があります。

手術療法

保存的治療で改善が見られない重症例に対して、関節固定術や関節形成術などの手術が検討されます。

現代医学では原因がわからないため、そもそも治す手術ではありません。関節固定術では関節の可動域が制限されます。関節形成術は腫瘤や骨の一部を除去する手術で見た目を良くするだけです。

ブシャール結節を改善するために

まずはあなたがなぜブシャール結節になってしまったのか、その原因を明らかにします。

現状を正しく把握することが最短距離で症状を改善のためには必要で、再現性の高い治療を行うには、しっかりと検査を行うことが最も大切です。

ブシャール結節は気づかない間に進行が進み、腫れや痛み、水疱を繰り返します。最終的には関節が変形を起こして曲がらない、伸びない、など可動域が制限されます。そうなると、箸が持てない、字が書けないなど日常生活に支障が出てきます。

ブシャール結節は、一度発症すると日常生活動作にも支障をきたすことが多く、進行性で、また長期化もしやすいため、疑わしい症状がある時にはできるだけ早めに受診し、早期に治療することが大切です。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

ブシャール結節の臨床経験を多く積んでいる院長が責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、ブシャール結節の改善に効果的な姿勢指導や生活習慣もお伝えしながら、あなたのブシャール結節のお悩みに向き合います。

施術歴25年以上、のべ20万人の臨床経験を持つ院長が最後まであなたを担当します。ブシャール結節でお悩みなら一度ご相談ください。

ブシャール結節

のQ＆A

ブシャール結節の人がやってはいけないことは？

ブシャール結節の症状がある場合、指に強い負担をかける動作や無理な作業は避けることが大切です。また、自己流のマッサージやストレッチも危険です。場合によっては痛みを増幅させる可能性があるため、専門家の指導を受けることをお勧めします。最後に、指を冷やすことも避けましょう。関節を冷やすと血行が悪くなり、症状が悪化しやすくなります。当院では、指にかかる負担を軽減しながら、症状を和らげる施術を行っています。ご自身でできるケアと当院での施術を組み合わせることで、日常生活をより快適にし、痛みや不安から解放される未来を目指しましょう。

ブシャール結節は自然に治りますか？

ブシャール結節は自然に治ることが難しい症状です。ブシャール結節は進行性なので、放置して、今までと同じ生活を続けていると、確実に症状は進行します。放置せず、指に負担をかけない生活を心がけることで悪化を防ぎ、改善の方向へ導くことができます。当院では、指への負担を軽減しながら痛みを和らげ、日常生活を快適にする施術を提供しています。一人ひとりの状態に合わせたケアで、症状の緩和と進行予防を目指せますので、ぜひ希望を持って当院の施術をご検討ください。

若い人でもブシャール結節になることはありますか？

若い人がブシャール結節になるケースはまれですが、ないわけではありません。当院での最年少は32歳です。しかし、若くで対処ができれば改善のスピードが早いですし、また若くして健康への知識を持つことができれば、一生ものの知恵にもなります。適切なケアと生活習慣の改善で症状の進行を防ぎ、痛みを軽減することが可能です。当院では、若い方の症状にも対応し、症状緩和と予防を目指した施術を提供しています。将来の健康のためにも、ぜひ早期のケアで改善を目指しましょう。

ブシャール結節は遺伝しますか？

ブシャール結節は統計的に見て遺伝的な要因が影響するといわれていますが、当院では、遺伝ではなく、親と似た生活習慣をしているためだと考えています。独立した後も、親から受け継がれてきた食生活や嗜好習慣はなかなか抜けないものです。当院では、ブシャール結節の改善に最適なケアと人間本来の生活習慣をお伝えすることで症状の進行を防ぎ、改善を目指しています。早期の対処で痛みを和らげ、指にかかる負担を減らすことで快適な生活が可能です。ぜひ、前向きに改善を目指しましょう。

ブシャール結節の進行を止めることはできますか？

ブシャール結節の進行を完全に止めることは一般的に難しいとされていますが、当院では一度良くなられた方が再発されることは少ないです。当院では、再発しない、たとえ再発しても自分でケアできるように、適切なケアの方法と体に負担をかけない生活習慣など正しい知識をお伝えしています。症状の進行を抑えながら、指の機能を保つ施術を行い、日常生活を快適に過ごせるよう、当院で改善に向けた一歩を踏み出しましょう。

ブシャール結節とヘバーデン結節の違いは何ですか？

ブシャール結節とヘバーデン結節は、どちらも指の関節にこぶや腫れが生じる関節症の一種ですが、発生する関節の部位が異なります。ブシャール結節は指の第二関節（中間関節）、ヘバーデン結節は指の第一関節（末端関節）にこぶや腫れが現れるのが特徴です。このため、両方の結節が同時に発症することもあり、使いすぎや年齢による変化、関節の摩耗が影響すると言われています。名称は違いますが、原因は同じであると考えています。ブシャール結節もヘバーデン結節も放置すると、変形が進行して動きが制限される可能性があるため、早めのケアが大切です。負担をかけないように保護しつつ、温熱療法やストレッチ、柔軟性を高める運動でケアすることで、痛みを軽減し、進行を抑えることが可能です。専門医の診察を受けながら、症状に合わせたケアを継続すれば、症状の緩和が期待でき、快適な日常生活が取り戻せる可能性があります。

食事や栄養で改善できる可能性はありますか？

食事や栄養の改善は、ブシャール結節の根本改善のためには必要不可欠です。身体は食べたものでできています。身体の状態は食べたものによって大きく左右されます。当院では、身体に良いものを食べることも大事ですが、まずは、身体によくないものを知り、悪いものを食べないことが最も大切だとお伝えしています。ブシャール結節の根本的な改善には、適切なケアと正しい知識だと考えています。当院では、関節への負担を軽減し、痛みの緩和と改善を目指す施術を行っているとともに、食事の知識もお教えしています。食事と当院での専門的なケアを組み合わせて、より快適な生活を目指しましょう。

湿布や痛み止めが効かない場合、どうすればいいですか？

湿布や痛み止めはそもそも根本的な改善にはなりません。湿布は表面的な冷感や温感で一時的な快適さを得るためだけのものですし、痛み止めは痛みを麻痺させて、臭いものに蓋をしているだけの行為だと思っています。薬に頼るのではなく、根本からの改善を目指すことが大切です。当院では、指や関節への負担を軽減し、痛みを和らげるための専門的な施術と改善に導く正しい知識をお伝えしています。症状が進行する前に、日常生活を快適に過ごせるようサポートいたします。諦めずに、一度当院でのケアをお試しください。

指の変形はこれ以上進まない方法がありますか？

指の変形が進行するのを抑える方法はあります。放置せず、日常生活で指に無理な負担をかけないことが大切です。姿勢を良くし、呼吸をしっかりとすることで、身体の気・血・水の巡りを良くします。血液の流れ・リンパの流れが良くなり、血中酸素濃度が高まれば、進行を止めることができます。当院では、姿勢を改善し、呼吸法を伝え、血液・リンパの流れを改善し、血中酸素濃度を高めるよう施術を行っています。早めに対処することで、痛みを和らげながら日常生活を快適に過ごせるサポートが可能です。変形がこれ以上進まないように、ぜひ当院のケアで改善への一歩を踏み出しましょう。

手術をしたら完治しますか？

手術は一般的には最終手段だと思いますが、ブシャール結節の手術に限っては、やっても意味がない手術だと思っています。手術には関節固定術と関節形成術の2種類ありますが、関節固定術は関節をピンで留める手術で、関節を動かさなければ痛くないだろうという手術です。関節形成術は結節（こぶのような関節の出っ張り）を削る手術で、見た目を良くするだけ手術です。いずれも治す手術ではありません。当院では、手術を避けたい方や自然な方法で改善を目指したい方に向けて、負担を軽減しながら症状を和らげる施術を提供しています。早期からの対処で、痛みや変形を抑え、快適な生活を取り戻すサポートをいたします。希望を持って当院のケアをご検討ください。

ブシャール結節に悩んでいた皆さまも、当院の専門的な施術と生活改善のアドバイスを受けて、このような変化がありました。

当院の施術はブシャール結節と相性がよく、早い段階で劇的に改善するケースも見られます。ブシャール結節に悩まされていた皆さまも、当院の施術を受けて身体の変化を実感しています。

このサイトをご覧いただいている今が治療を受ける最も早い段階です。手遅れにならないよう、お早めにご予約ください。あなたの理想の姿を目指して一緒に頑張りましょう。

ブシャール結節の痛みが楽になりました！！

三味線が弾くことができるようになりました