PMDD（月経前不快気分障害）

PMDD（月経前不快気分障害）とは

PMDD（月経前不快気分障害）は、月経前の数日から1週間ほどの間に、抑うつ感、不安、イライラ、怒り、集中力の低下などの精神的な症状が現れる状態を指します。これらの症状は日常生活や仕事に支障を及ぼすほど強く、月経が始まると改善するのが特徴です。

日本国内では約5～10%の女性がPMDDに該当すると推定されています。厚生労働省のデータでは、月経前症候群（PMS）に悩む女性のうち、約1割が重度のPMDDに該当する可能性が示唆されています。該当者は20代から40代の女性に多く見られます。

PMDDを放置すると、抑うつや不安が慢性化し、日常生活や仕事への悪影響が増大します。家族や友人との関係が悪化し、孤立感や自己評価の低下を招くこともあります。最悪の場合、深刻な精神疾患に進行する可能性があり、早めの対策が重要です。

PMDD（月経前不快気分障害）の原因

PMDD（月経前不快気分障害）の原因は、一般的には下記の要因が挙げられます。

ホルモンバランスの乱れ

月経前の黄体ホルモンの変動が神経伝達物質に影響を与える。

セロトニン不足

脳内のセロトニン量の低下が感情の不安定さに繋がる。

ストレス

ストレスが自律神経やホルモンバランスを悪化させ、症状を悪化させる。

遺伝的要因

家族にPMSやPMDDの人がいると発症リスクが高まる。

睡眠不足

睡眠の質が低下することで精神的な負担が増加する。

当院では多くのPMDD（月経前不快気分障害）の症例を診てきましたが、その原因は1つではなく複数絡み合っているため、PMDD（月経前不快気分障害）を改善するためには原因究明のための徹底的な検査が必要です。

病院とはここが違います

PMDD（月経前不快気分障害）の場合、病院では次の対処法が一般的です。

ホルモン療法

副作用として頭痛や吐き気、体重増加がある場合がある。

抗うつ薬

長期間の使用により依存や副作用が生じる可能性がある。

カウンセリング

即効性が期待できないため、効果を感じるまでに時間がかかる。

ライフスタイル改善

習慣を変えるのに時間と努力が必要で、継続が難しい場合がある。

PMDD（月経前不快気分障害）を改善するために

まずは、あなたのPMDD（月経前不快気分障害）の原因を問診と7つの検査で明らかにします。現状を把握することが最も改善への近道であり、最も重要だからです。

当院では姿勢の評価を重点的に行い指針を決めます。姿勢分析ソフトによる検査をはじめとして、多角的に分析し、原因を見つけ出します。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

PMDD（月経前不快気分障害）の臨床経験を多く積んでいる院長が責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、姿勢指導や効果的なストレッチもお伝えしながら、あなたのPMDD（月経前不快気分障害）のお悩みに向き合います。

PMDD（月経前不快気分障害）の症状がある時にはできるだけ早めに受診し、早期に治療することが大切です。

PMDD（月経前不快気分障害）のQ＆A

PMDDは自然に治りますか？

PMDDが自然に治るケースは少ないですが、年齢やホルモンバランスの変化に伴い症状が軽減することはあります。ただ、治療や生活習慣の改善を行うことで症状を管理し、日常生活を快適にすることが可能です。専門家に相談し、早めに適切な対処をすることが重要です。

食事で症状を改善することはできますか？

食事改善はPMDDの症状軽減に効果的です。ビタミンB6やマグネシウム、カルシウムを多く含む食品は症状を和らげる可能性があります。一方で、砂糖や加工食品は避けるのが望ましいです。バランスの良い食事が心と体の健康を支えます。

運動は症状に効果がありますか？

適度な運動はPMDDの症状を緩和する効果があります。ウォーキングやヨガなどの軽い運動は、ストレス軽減や血流改善に役立ちます。無理のない範囲で、毎日少しずつ体を動かす習慣を取り入れることが大切です。

薬に頼らずに改善する方法はありますか？

薬を使わずに改善する方法として、ストレス管理、食事改善、適度な運動、アロマセラピーなどがあります。カウンセリングや瞑想も効果的です。症状が軽度の場合はこれらの方法で十分な改善が期待できますが、専門家に相談することをお勧めします。

ピルを使用するリスクはありますか？

ピルの使用には副作用として頭痛、吐き気、体重増加などが生じることがあります。しかし、多くの場合、これらの副作用は一時的です。PMDDの症状緩和に有効な治療法の一つなので、医師とリスクとメリットを十分に相談することが重要です。

ストレスがどのくらい影響しますか？

ストレスはPMDDを悪化させる大きな要因です。ホルモンバランスに影響を与え、感情の起伏や身体的不調を増幅させることがあります。ストレスを軽減するために、リラクゼーション法や適度な休息を取り入れることが大切です。

カフェインやアルコールは症状に影響しますか？

カフェインやアルコールはPMDDの症状を悪化させる可能性があります。特にカフェインは不安感を増大させ、アルコールはホルモンバランスを乱すことがあります。これらの摂取を控え、代わりにハーブティーなどを試してみるのがおすすめです。

冷え性と関係がありますか？

冷え性はPMDDの症状を悪化させる可能性があります。冷えにより血流が悪化し、ホルモンバランスにも影響を与えるからです。体を温める食事や入浴、適度な運動を心がけて、冷えを改善することで症状緩和が期待できます。

PMDD（月経前不快気分障害）に悩んでいた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はPMDD（月経前不快気分障害）と相性がよく、また、再発も防ぎ、長期間良い状態を維持することができます。

生理痛でお悩みであれば、気軽にご連絡ください。