モートン病（足の痛み）

モートン病とは

モートン病とは、足底から足指に向かう神経が指の付け根の靱帯の下で圧迫されて起こる神経障害です。足底から指先にかけてのしびれや痛み、灼熱感が起こり、荷重をかけたり歩いたりすることで、しびれや痛みが強くなります。

中年以降の女性に多く発症し、好発部位は第3-4趾間で、人によっては第2－3趾間、第4－5趾間の症状を訴えられる場合もあります。中腰の作業やハイヒールの常用など、つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすくなります。槌趾変形（マレット指）がある場合にも同様な姿勢で生じやすくなります。

正確なデータは少ないものの、タイトな靴を日常的に履く女性に多く見られるとされています。全体の約3～5％の人がこの症状を経験すると推定されており、特に中高年女性が主な患者層です。

放置すると痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。さらに、歩行時の姿勢が崩れることで、膝や腰、さらには背中に負担がかかり、他の部位に痛みが波及するリスクがあります。最悪の場合、神経の損傷が進行し、感覚の鈍麻や足の機能低下を招くこともあります。

さらに、しびれや痛みが長期化すると、強い痛みを伴うこぶ状の慢性的な腫れ「モートン神経腫」ができることもあります。神経腫といっても本当の腫瘍ではなく、指に行く足の裏の神経が靱帯に圧迫されて変形し腫大する仮性神経腫なので、周りに広がったり転移したりはしませんが、いったん神経腫ができてしまうと、保存療法で治るのは3割程度といわれており、神経腫を切除しても完治とならないケースもあるので、早めに受診し、神経腫の状態にしないことが肝心です。

モートン病の原因

医学的にはモートン病の主な原因は以下のように説明されています。

タイトな靴の使用

狭い靴が神経を圧迫し、症状を引き起こします。

足のアーチの崩れ

偏平足などアーチの乱れが神経への負担を増大させます。

長時間の歩行や立ち仕事

足への過度な負担が原因となります。

運動のしすぎ

ランニングなど足に強い負担をかける運動が引き金になります。

このようにモートン病は生活習慣の影響を大きく受けており、モートン病と一口に言っても、一人ひとりその原因は大きく異なります。

さらに、その原因が複雑に絡み合っているため、モートン病を改善するためには原因究明のための徹底的な検査が必要です。

病院とはここが違います

モートン病の場合、病院では次の治療法が一般的です。

薬物療法

痛みは軽減されますが、根本的な解決にはならないことがあります。

注射療法

一時的な効果に留まることが多く、副作用が出ることもあります。

手術療法

回復に時間がかかり、合併症のリスクが伴います。

モートン病を改善するために

まずはあなたがなぜモートン病になってしまったのか、その原因を明らかにします。

現状を正しく把握することが症状改善のためには大切であり、原因を取り違えたまま治療を進めてしまえば改善は見込めないからです。

モートン病は気づかない間に症状が進行し、ある日突然、前足部にチクチクとした痛みや灼熱感が襲います。歩くことが困難になり、日常生活に大きな支障をきたすようになります。当院では詳細に分析し、どこに問題があるかを見つけ出します。そしてその検査結果を元に施術を行います。

当院の特徴

豊富な知識と経験を持つ院長が、初回から最後まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

モートン病の臨床経験を多く積んでいる院長が責任をもって検査や施術を行います。そして施術だけではなく、モートン病の改善に効果的な姿勢指導や生活習慣もお伝えしながら、あなたのお悩みに向き合います。

施術歴25年以上、のべ20万人の臨床経験を持つ院長が最後まであなたを担当します。モートン病でお悩みなら一度ご相談ください。

モートン病のQ＆A

モートン病は自然に治りますか？

モートン病が自然に完全に治ることは難しいです。ただし、早期に適切な対応を行えば症状の改善が期待できます。例えば、タイトな靴を避けたり、インソールを使用して足への負担を軽減することが効果的です。症状が軽度のうちに対処することで、長期的な改善が見込めますので、専門家に相談することをおすすめします。

痛みが強いときに何をすれば良いですか？

痛みが強い場合は、まず足を休め、炎症を抑えるために冷却を行うことが有効です。また、痛み止めを適切に使用することも選択肢の一つです。できるだけ負担をかけない靴を履くことや、インソールを使って圧迫を軽減することで一時的な症状の緩和が期待できます。専門医に早めに相談してください。

手術を避ける方法はありますか？

多くの場合、非手術的な方法で改善が可能です。インソールやサポーターの使用、適切な靴選び、物理療法、ステロイド注射などが一般的な治療法です。これらの方法を継続的に行うことで、手術を避けられる可能性が高まります。早めの治療開始が重要ですので、専門家に相談しましょう。

サポーターやインソールは効果がありますか？

はい、サポーターやインソールはモートン病の症状を軽減する効果があります。特に、足への圧迫を緩和し、神経への負担を減らすように設計されたインソールは多くの患者さんにとって有益です。適切なものを選ぶためには、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

症状が悪化する靴の特徴は？

先が細い靴やヒールが高い靴は足の前部に過剰な圧力をかけ、症状を悪化させる原因となります。また、足を圧迫するタイトな靴も避けるべきです。広めの靴やクッション性の高い靴を選ぶことで、足への負担を軽減し、症状の悪化を防ぐことができます。

子どもにも発症する可能性はありますか？

モートン病は主に成人に多い症状ですが、稀に子どもにも発症することがあります。特に、スポーツなどで足に過剰な負担がかかる場合や、合わない靴を履いている場合は注意が必要です。子どもの場合も、痛みが続く場合は早めに整形外科を受診してください。

運動はしても良いですか？

症状が軽度であれば運動を完全に避ける必要はありませんが、痛みを感じる場合は無理をしないことが重要です。足への負担が大きいスポーツ（ランニングなど）は控え、ウォーキングや水泳など負担が少ない運動を選ぶと良いでしょう。専門家に相談の上、運動の種類を調整してください。

どのくらいの期間で治りますか？

治療の開始時期や方法によりますが、適切な対策を行えば数週間から数カ月で症状が改善することが多いです。ただし、症状が慢性化している場合は、治療期間が長引くこともあります。根気よく治療を続けることで、改善への道が開けますので、専門家と相談しながら治療を進めてください。

モートン病に悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はモートン病と相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。モートン病に悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて身体の変化を実感しています。

このサイトをご覧いただいている今が治療を受ける最も早い段階です。手遅れにならないよう、お早めにご予約ください。あなたの理想の姿を目指して一緒に頑張りましょう。

足の痛みが良くなりました