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赤ちゃんの頭の形はいつまでなら良くなる?ヘルメット治療の適用期間が過ぎてしまった方へ

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赤ちゃんの頭の形が気になり、「このまま自然に整うのかな」「いつ頃までなら変化しやすいのだろう」と不安に感じている親御さんも多いのではないでしょうか。

赤ちゃんの頭は、生まれてから急速に大きくなります。特に生後6か月頃までは成長のスピードが速く、寝る向きや抱っこの姿勢、身体の使い方などの影響も受けやすい時期です。

この記事では、赤ちゃんの頭囲がどのように変化するのか、なぜ生後6か月までが大切なのか、そして1歳半から2歳頃までに頭の形を確認しておきたい理由について、わかりやすくご説明します。

目次

赤ちゃんの頭の大きさの目安

赤ちゃんの頭囲には個人差や男女差がありますが、おおよその目安は次のとおりです。

出生時に約34cmだった頭囲は、1歳頃には約46cmになります。つまり、赤ちゃんの頭は最初の1年間でおよそ12cmも大きくなる計算です。

洋服や靴のサイズで考えると、1年間で12cmも大きくなるというのは、かなり急速な変化です。それだけ赤ちゃんの頭部は、生まれてから短い期間に大きく成長しているということです。

ただし、上記はあくまで平均的な目安です。頭囲が平均より大きい、または小さいというだけで、すぐに問題があるとは限りません。母子手帳の成長曲線に沿って増えているか、健診などで継続的に確認することが大切です。

1歳までに約12cm大きくなります

赤ちゃんの頭は、出生時の約34cmから1歳頃には約46cmになります。

この急速な成長は、脳や頭蓋骨の成長と深く関係しています。赤ちゃんの頭の骨は、大人の頭のように完全に固まっているわけではありません。

複数の骨の間には「縫合」と呼ばれるつなぎ目があり、頭の上には大泉門というやわらかい部分があります。こうした構造があることで、成長する脳に合わせて頭蓋骨も大きくなれるようになっています。

その一方で、頭がやわらかく成長が速い時期は、同じ方向ばかり向いて寝る、いつも同じ側で抱っこされるなど、外からの圧の影響を受けやすい時期でもあります。

向き癖が続くことで、後頭部の片側が平らになる斜頭傾向や、後頭部全体が平らになる短頭傾向につながることがあります。

頭の成長の約3分の2は生後6か月頃まで

1歳までに増える約12cmのうち、出生時から生後6か月頃までに約8~9cmほど大きくなります。

出生時が約34cm、6か月頃が約43cmですので、最初の半年間で頭囲は急速に増加します。その後、生後6か月から1歳頃までの増加は約3cm程度となり、成長のスピードは少しずつ緩やかになっていきます。

つまり、赤ちゃんの頭の成長にとって、生後6か月頃までが特に変化の大きな時期です。

この時期は、寝る時間も長く、自分で自由に向きを変えられない赤ちゃんも少なくありません。そのため、次のような状態があると、頭の一部分に圧が集中しやすくなります。

  • いつも同じ方向を向いて寝ている
  • 寝返りが片側だけになっている
  • 抱っこすると身体を反り返らせる
  • 首や身体に左右差がある
  • うつ伏せ遊びを嫌がる

頭の形だけを見るのではなく、なぜ同じ方向ばかり向くのか、身体を左右均等に使えているかを確認することが大切です。

なぜ生後6か月までが重要なの?

生後6か月頃までは、頭の成長が速いだけでなく、姿勢や身体の使い方の基礎が作られる時期でもあります。

赤ちゃんは、仰向けで手足を動かすことから始まり、首を持ち上げる、寝返りをする、うつ伏せで身体を支えるといった経験を重ねていきます。

こうした動きが増えると、後頭部の同じ場所に圧がかかり続ける時間が減り、頭の形にも良い変化が起こりやすくなります。

この時期に大切にしたいのは、頭を手で押して形を変えようとすることではありません。

向き癖の背景にある身体の緊張や左右差を確認し、赤ちゃんが自分で左右を向き、寝返りやうつ伏せ遊びをしやすい状態に整えていくことが重要です。

大泉門が閉じる1歳半~2歳頃までが一つの目安

赤ちゃんの頭頂部には「大泉門」と呼ばれる、骨と骨の間のやわらかい部分があります。

大泉門の閉じる時期には個人差がありますが、一般的には1歳半頃を中心に、2歳頃までに閉じていくことが多いとされています。

大泉門や頭蓋骨の縫合が開いている間は、脳の成長に合わせて頭の骨も変化していきます。成長とともに骨がしっかりしてくると、頭の形は徐々に変わりにくくなります。

そのため、頭の形についてケアを検討する場合は、できるだけ早い時期から状態を確認することが大切です。

ただし、「2歳を過ぎると何もできない」という意味ではありません。頭の形そのものの変化には限界が出やすくなりますが、姿勢、首や身体の左右差、歩き方、身体の使い方などは、その後も成長に合わせてサポートできます。

頭の形だけでなく発達全体をみることが大切です

頭の形が左右で違う場合、その背景に向き癖や身体の使い方の左右差が隠れていることがあります。

例えば、いつも右を向いて寝ている赤ちゃんは、右側の後頭部だけでなく、首の動き、寝返り、手の使い方にも左右差が出ることがあります。

そのままズリバイやハイハイへ進むと、片方の手足ばかり使う、身体をねじって移動するなど、動きのクセとして現れることもあります。

そのため当院では、頭の形だけを見るのではなく、次のような点も一緒に確認しています。

  • 頭の形や左右差
  • 首の向きや動かしやすさ
  • 反り返りや身体の緊張
  • 抱っこのしやすさ
  • 寝返り、ズリバイ、ハイハイの様子
  • 左右の手足の使い方
  • 月齢に応じた発達の流れ

こんなお悩みがあればご相談ください

  • 頭の形や絶壁が気になる
  • いつも同じ方向を向いている
  • 寝返りが片側だけになっている
  • 抱っこしにくい、よく反り返る
  • うつ伏せを嫌がる
  • ズリバイやハイハイの左右差が気になる
  • 発達の進み方がゆっくりに感じる
  • はっきりした理由はないが、なんとなく心配

小さな違和感でも、親御さんが毎日赤ちゃんを見ているからこそ気づける大切なサインかもしれません。

当院では、お子さま一人ひとりの月齢や発達、頭や身体の状態に合わせて、やさしく施術を行います。また、ご家庭でできる抱っこや寝かせ方、遊び方などもお伝えしています。

まとめ

赤ちゃんの頭囲は、出生時の約34cmから1歳頃には約46cmになり、最初の1年間で約12cm大きくなります。

その中でも生後6か月頃までの成長は特に速く、頭の形も外からの圧や身体の使い方の影響を受けやすい時期です。

また、大泉門が閉じて頭の骨がしっかりしてくる1歳半から2歳頃までが、頭の形を確認する一つの大切な時期になります。

早めに状態を確認することは、不安をあおるためではありません。今の赤ちゃんに必要なサポートを知り、ご家庭での関わり方を少し工夫するためです。

赤ちゃんの成長には、その時期だからこそ取り組みやすいことがあります。

頭の形や向き癖、身体の使い方、発達について気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


院長:村上

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京都府京都市中京区壬生坊城町33-4 アートセレナ坊城1F
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