
院長:村上お気軽にご相談ください!

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赤ちゃんがズリバイを始めると、「そろそろハイハイをする頃かな」「四つんばいにはなるけれど、なかなか前に進まない」と気になる親御さんも多いのではないでしょうか。
ハイハイを始める時期や進み方には個人差があります。早くできることだけが大切なのではありません。
大切なのは、赤ちゃんが遊びの中で、手を出す、膝を動かす、身体を支える、体重を移動させるといった経験を重ねることです。その積み重ねが、自然なハイハイの動きにつながっていきます。
ハイハイでは、左右の手足を交互に使いながら身体を前へ運びます。片方の手や膝を動かすときには、反対側の手足や体幹で身体を支えなければなりません。
この動きを繰り返すことで、次のような力が育っていきます。
こうした身体の土台は、その後の立つ、歩く、転んだときに手をつくといった動きにもつながります。


クッションや座布団、折りたたんだマットなどを使い、床に低い段差を作ります。その上や向こう側にお気に入りのおもちゃを置き、赤ちゃんが自分から登りたくなるように誘ってみましょう。
段差を越えるためには、先に手を出し、次に膝を動かし、身体の重さを前へ移す必要があります。
平らな床では出にくかった左右交互の動きや体重移動を、遊びながら自然に経験できます。
段差は低く、柔らかくて安全なものから始めてください。必ず大人がそばで見守りましょう。


安定した机や椅子に布をかけて、短いトンネルを作ります。出口側からおもちゃを見せたり、赤ちゃんの名前を呼んだりして誘ってみましょう。
赤ちゃんが「向こうへ行ってみたい」と感じることで、自然に前を見て、手を出し、膝を使おうとします。
トンネルの中では立ち上がりにくいため、低い姿勢を保ちながら前へ進む経験がしやすくなります。
布が顔にかからない高さに調整し、机や椅子が動かないようにしっかり固定してください。


赤ちゃんの前で、パパやママが実際にハイハイをして見せます。「よーい、どん!」と声をかけたり、少し前へ進んで振り返ったりしてみましょう。
赤ちゃんは言葉で教えられるより、身近な人の動きを見て真似することが得意です。
親御さんが楽しそうに動くことで、赤ちゃんの「やってみたい」という気持ちを引き出しやすくなります。親子のふれあいにもなり、ハイハイを楽しい遊びとして経験できます。


ハイハイには、赤ちゃんの成長を支えるさまざまな要素が含まれています。
ハイハイをさせることだけを目的にして、赤ちゃんの手足を無理に動かしたり、長時間四つんばいの姿勢にさせたりする必要はありません。
発達は訓練ではなく、「あのおもちゃを取りたい」「パパやママのところへ行きたい」という気持ちから育っていきます。
機嫌の良い時間に短時間から始め、嫌がったら一度休みましょう。できた小さな一歩を一緒に喜んであげることが、次の意欲につながります。


当院では、ハイハイができるかどうかだけではなく、姿勢や身体の左右差、手足の使い方、これまでの発達の流れまで丁寧に確認しています。
そのうえで、一人ひとりの状態に合わせた施術や、ご家庭で取り入れられる遊びをご提案します。
焦って先へ進ませるよりも、赤ちゃんが楽しく身体を使える環境を作ることが、発達を支える大切な一歩です。
小さな気づきでも大丈夫です。赤ちゃんの身体の使い方や発達について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。