【5秒でご案内】症状検索ページもご利用ください

赤ちゃんのズリバイを促すおすすめの方法|遊びながら身体の土台を育てよう

本日の予約状況

赤ちゃんがうつ伏せで過ごせるようになると、「そろそろズリバイをする頃かな」「手足は動かしているのに、なかなか前へ進まない」と気になる親御さんも多いのではないでしょうか。

ズリバイを始める時期や進み方には個人差があります。月齢が同じでも、すぐに前へ進む子もいれば、その場で回転する子、後ろへ下がる子、しばらくうつ伏せ遊びを楽しんでから進み始める子もいます。

大切なのは、無理に前へ進ませることではありません。赤ちゃんが遊びの中で、左右を見る、手を伸ばす、身体をひねる、足で床を押すといった経験を重ねることです。

今回は、ご家庭で取り入れやすいズリバイを促す3つの方法と、取り組む際のポイントをご紹介します。

目次

ズリバイは単なる移動手段ではありません

ズリバイとは、お腹を床につけた状態で、手や足を使いながら前へ進む動きです。

一見すると「床の上を移動しているだけ」に見えますが、実際には身体のさまざまな部分を協力させています。

  • 背骨をしなやかに動かす
  • 腕で身体を支える
  • 両手・両足を使う
  • 身体を左右にひねる
  • 体重を移動させる
  • 行きたい場所へ視線を向ける

こうした経験の積み重ねが、ズリバイだけでなく、その後のハイハイやお座り、立つ、歩くといった発達の土台につながっていきます。

そのため、「何か月でズリバイをしたか」だけを見るのではなく、左右の手足を使えているか、身体をひねれているか、楽しく動こうとしているかを見てあげることが大切です。

ズリバイを促す方法① 身体の周りをおもちゃで囲む

赤ちゃんをうつ伏せにし、身体の周りに、おもちゃや絵本、音の鳴るものなどを置いてみましょう。

正面だけに置くのではなく、右側、左側、少し斜め前など、さまざまな方向に配置することがポイントです。

気になるものを見つけると、赤ちゃんは自然に顔を向けたり、手を伸ばしたりします。その動きを繰り返すことで、次のような経験が増えていきます。

  • 右を向く、左を向く
  • 片手を床から離して伸ばす
  • 肩や脇を動かす
  • 背骨や身体をひねる
  • 体重を左右へ移動させる

特に、いつも同じ方向ばかり向く赤ちゃんには、向きにくい側から名前を呼んだり、興味のあるおもちゃを見せたりしてみましょう。

ただし、無理に顔や身体を反対へ向ける必要はありません。「見てみたい」「触ってみたい」と思える環境を作ることが大切です。

ズリバイを促す方法② タオル補助法

うつ伏せになるとすぐに疲れてしまう、腕で身体を支えることが苦手という赤ちゃんには、バスタオルを使った補助方法があります。

タオル補助法のやり方

  1. 赤ちゃんをうつ伏せにします。
  2. 胸の下にバスタオルを通します。
  3. 大人がタオルの両端を持ち、ほんの少しだけ上に引きます。
  4. 赤ちゃんが手を出したり、床を押したりする様子を見守ります。

イメージは、赤ちゃんを持ち上げるのではなく、身体にかかっている重さを少しだけ軽くしてあげることです。

胸やお腹にかかる負担が軽くなると、手を前へ出したり、腕で床を押したりしやすくなります。「自分の手で支えられた」「少し前へ動けた」という経験が、次の動きへの意欲につながります。

タオル補助法の注意点

  • 身体を浮かせるほど持ち上げない
  • タオルを急に強く引かない
  • 赤ちゃんが前へ滑らないようにする
  • 顔が床に近づきすぎないように見守る
  • 嫌がったらすぐに中止する

長時間行う必要はありません。機嫌の良いときに、短時間から取り入れてみましょう。

ズリバイを促す方法③ パパ・ママが前から呼びかける

おもちゃを置いてもあまり反応しないときは、パパやママが赤ちゃんの前へ移動し、笑顔で名前を呼んでみてください。

赤ちゃんにとって、パパやママの顔や声は、とても強い興味の対象です。

「○○ちゃん、おいで」「こっちだよ」と笑顔で呼びかけることで、赤ちゃんは前を見て、身体を動かしたくなります。

この遊びでは、次のような流れが生まれます。

パパ・ママが名前を呼ぶ

赤ちゃんが前を見る

手を伸ばしてみる

足や身体を動かす

少し前へ進む

赤ちゃんは、動きを言葉で説明されるよりも、大好きな人の表情や声に引きつけられて動くことが得意です。

少しでも身体を動かせたら、「できたね」「こっちを見られたね」と声をかけてあげましょう。前へ進んだ距離ではなく、やってみようとしたことを認めてあげることが大切です。

ズリバイで育つ身体の力

ズリバイでは、複数の動きを同時に経験します。

背骨を使う

前へ進もうとするとき、赤ちゃんの背骨は小さく曲がったり、伸びたり、左右にひねられたりします。これによって、身体をしなやかに動かす土台が育っていきます。

両手・両足を協調して使う

片方の手だけ、片方の足だけでは、身体を安定して前へ運ぶことは難しくなります。手足をさまざまに使いながら、自分に合った動き方を学習していきます。

左右の身体をつなげる

右を見る、左を見る、片手を伸ばす、身体をひねるといった動きによって、左右の身体を協力させる経験が増えていきます。

好奇心や意欲を育てる

自分で行きたい場所へ近づけるようになると、赤ちゃんの世界は一気に広がります。「見たい」「触りたい」「行ってみたい」という気持ちが、次の発達を促します。

焦って進ませなくても大丈夫です

ズリバイを促すために、赤ちゃんの足を強く押したり、手足を無理に動かしたりする必要はありません。

発達は訓練ではなく、遊びや生活の中で身体を使った経験によって育っていきます。

親御さんが意識したいのは、「前へ進ませること」よりも、赤ちゃんがたくさん身体を使える環境を作ることです。

  • 床で自由に動ける時間を作る
  • 左右に興味を引き出すものを置く
  • パパやママも一緒に遊ぶ
  • 機嫌の良い時間に行う
  • 疲れたら休ませる

毎日決まった時間に練習させる必要はありません。数分でも楽しく取り組めれば十分です。

こんな様子が気になる場合はご相談ください

  • うつ伏せを強く嫌がる
  • うつ伏せになるとすぐに泣いてしまう
  • いつも同じ方向ばかり向いている
  • 片方の手や足ばかり使う
  • 身体の左右差が強い
  • 反り返りが強い
  • 身体が硬く、動きがぎこちない
  • ズリバイの進み方が左右で大きく違う
  • 発達の進み方が気になる

当院では、ズリバイができるかどうかだけでなく、頭の形や向き癖、身体の緊張、首や背骨の動き、左右の手足の使い方などを丁寧に確認します。

そのうえで、赤ちゃん一人ひとりの状態に合わせたやさしい施術と、ご家庭でできる遊びやケアをご提案しています。

まとめ

ズリバイは、赤ちゃんが前へ移動するためだけの動きではありません。

背骨を動かす、手足で身体を支える、左右を協力させる、体重を移動させるなど、その後の発達につながる大切な経験がたくさん含まれています。

身体の周りにおもちゃを置く、タオルで少しだけ体重を軽くする、パパやママが前から呼びかけるといった遊びを取り入れ、赤ちゃんの「やってみたい」という気持ちを引き出してあげましょう。

焦って前へ進ませるよりも、たくさん身体を使って楽しく遊べる環境を作ることが、ズリバイへの一番の近道です。

頭の形や向き癖、反り返り、身体の左右差、発達について気になることがありましたら、小さなことでもお気軽にご相談ください。


院長:村上

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
京都府京都市中京区壬生坊城町33-4 アートセレナ坊城1F
電話番号
075-811-9808
定休日
日曜・火曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次